日本
スクールを開校して10年目の2017年10月、日本で教師をしていた時の教え子が銀座のギャラリー「巷房」のオーナーにこの取り組みを紹介してくれ、無償でギャラリーを提供、絵画展の開催をしていただけることになりました。人と人とのつながりが生んだこの貴重な機会を、よりカンボジアの作家にとって良い経験にさせたいと思い、「小さな美術スクール」で長年学び育った若い作家6名と共に日本へ行く決意をしました。
日本への訪問では、絵画展への訪問だけではなく、日本の美術系の学生との交流や、絵具製造現場の見学、美術館の見学など、日本・日本人に触れる機会もあります。そこで、カンボジアの文化や伝統、絵を描く楽しさを日本で披露するとともに、日本の美術や文化を学び、多くの刺激を感じて欲しいと思っています。